利用フロー(教員)

F.CESS Nurseを教員としてご利用いただく際の、事前準備完了後の主要なフローについてご説明します。

教員向け:F.CESS Nurse ご利用フロー

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1. システムへのログインとパスワード変更

  • ログイン: 事前に通知されたログインIDとパスワードを使用し、システムにログインします。
  • パスワード変更:
    • セキュリティ強化のため、初回ログイン後にパスワードを変更することを推奨します。
    • 新しいパスワードは、半角英数字と記号を1文字以上含み、8文字以上である必要があります。
    • 入力したパスワードは、入力フィールドの横にある目のアイコンをクリックして確認できます。
      • 実習利用ユーザの場合、セキュリティ強化のためパスワード表示アイコンを非表示としています。

2. 「患者」の登録と学生への割り振り

「患者」とは: F.CESS Nurseシステムにおける「患者」は、実際の臨床における患者ではなく、「その科目で使用する文書テンプレート一式のセット」として定義されるシステム上の概念です。学生が記録を作成するための「箱」や「ファイルセット」として機能します。
  • 「患者」の登録: 学生が記録を作成する対象となる「患者」(=記録セット)をシステム上で登録します。
    • 名称は「事例1」「学内演習用」など、運用に合わせて自由に設定可能です。
    • 登録時には実習IDや主訴などの情報を入力できます。
      • Medi-EYEをご利用の場合は、Medi-EYEで登録した模擬患者IDをF.CESSの実習IDとして登録できます。
  • 学生への「患者」割り振り: 登録した「患者」を、記録を作成する担当学生に割り振ります。
    • 学生が記録を作成するためには、教員によって「患者」が割り振られている必要があります。
    • 複数の学生に同じ「患者」を割り振ったり、一人の学生に複数の「患者」を割り振ったりすることも可能です。
    • 学生が既に記録を記載している「患者」は、割り振り解除できません。

3. 学生の記録の閲覧と指導

  • 閲覧開始: 学生が記録の記載を開始すると、教員はシステム上でその記録を閲覧できるようになります。
  • コメント機能:
    • 記録画面左上の吹き出しアイコンをクリックすれば、コメントの確認・登録ができます。
    • 文書やSOAP記録の特定の箇所を選択してコメントを追加できます。
    • コメント箇所は黄色でハイライト表示され、カーソルを合わせると内容が表示されます。
    • 学生からのコメントに返信することも可能です。
  • 直接編集: 学生の記録内に教員が直接書き込むことも可能です。文字の色を変えるなどの書式設定も利用できます。
  • 履歴機能: 記録の変更履歴を確認でき、学生の思考プロセスや変更点を追跡するのに役立ちます。

4. 記録の保存と管理

「確定」操作の重要性: 文書や関連図の編集中は、こまめに「確定」ボタンをクリックして変更内容を保存してください。
  • 「確定」しないと、変更が保存されなかったり、他のユーザーが編集できなくなったりする場合があります(排他制御)。
  • システムは1時間操作がないと自動ログアウトするため、こまめな「確定」でデータ消失を防ぐことが重要です。
  • 記録の印刷: 文書や関連図の印刷も可能です。

5. システム利用のヒントとトラブルシューティング

  • 記録が編集できない場合(ロック): 他のユーザーが編集中の可能性があります。編集中ユーザーが「確定」するまでお待ちください。
  • 学生と同じ画面を確認: 教員は「学生としてログインする」機能を利用することで、学生の操作画面を確認できます。
  • 物理キーボードの利用: 入力作業が多いため、物理キーボードのご利用を強く推奨します。
 
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